AI時代の仕事とビジョン

特別編 後編
OLからハリウッド女優に転身
さらに先のビジョンを創り続ける
中村佐恵美さんとの対談

時間がないあなたへ:下の方に書き起こしがあります


佐恵美さんのWebサイト
Samurai Counseling(佐恵美さん紹介)
Train Your Brain(英語サイト)

話している人
中村 佐恵美
(さえみ)さん

  • ハリウッド女優 出演作『HEROES』他多数
  • 「ハリウッド女優になったOL奮闘記」他の著者
  • Grof Transpersonal認定ホロトロピックブレスワーク・ファシリテーター
  • フラクタル心理学カウンセラー
  • Train Your Brain ワークショップ・プロデューサー
  • 赤塚
  • 高校生時代から大人を相手にコンサルティングを行う
  • 東京大学大学院 情報理工学系研究科修了
  • 某電話事業者でビッグデータ×AIの研究・社会実装に従事
  • JAPAN MENSA会員
  • 川澄先生
  • 医師・医学博士
  • フラクタル心理学3級カウンセラー
  • 家庭では2児の母
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      【佐恵美さん紹介】
      青山学院女子短期大学を卒業後、三井不動産で4年間のOLを経験した後、人生には、夢を追いかける時期があってもいいじゃないかと、カタコトの英語とスーツケースひとつで渡米。

      ロサンジェルスのUCLAのエクステンションで英語を学びながら、アクティングスクールへ通いはじめ、ハリウッドで役者として仕事をはじめる。

      出演作に、『ナチュラルボーンキラーズ』、『トゥルーマン・ショー』、『ヒマラヤ杉に降る雪』、『コンタクト』、『LAX』、『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』、『ザ・ユニット 米軍極秘部隊』、『HEROES』、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』、『犯罪捜査官ネイビーファイル』、など。

      著書に「ハリウッド女優になったOL奮闘記」、「そして輝いて」、「幸せの風にのるために」などがある。

      現在は、ホロトロピック・ブレスワークのファシリテイターとして、また、フラクタル心理学カウンセラーとして、アメリカでの活動の場を広げている。

      特別編 前編:ハリウッド女優に学ぶビジョンの創り方の続き

      佐恵美さん

      被害妄想の中で無意識に作ってしまったお話にトラップされている、はまり込んでしまって、もがいていた自分を思い出すと、やっぱりそういう方がたくさんいらっしゃって、ブレスワークのワークショップなんかにも来てくださるんですね。

      なので、皆さんがそういう自分で作ったお話、ストーリーの中から出られるんだっていうことを、認識できるようなサポートができるようなワークショップを広めていきたいなーと考えています。

      赤塚

      なるほどなるほど。楽しみですねそれは。はい。ありがとうございます。

      次の道が現れる

      さえみさんのお話を聞いているとわかるんですけども、確かに必ずしも常に言語化できているとは言えないこともあったかもしれませんが、自分の中の価値観とかやりたいこととか、信念、理想みたいなものがあって、それに素直にしっかりと従って進んでいるときは、やっぱり前にどんどん道が広がっていったという感じなんですよね。

      そう、で、最初にも話したんですが、今後僕たちが生きていくにも、子供たちを育てていく際の信頼できるガイドラインという意味でも、自分の中にビジョン、やりたいこと、向かいたい場所、自分の軸、価値観、信念みたいなものを常に土台として持っておく必要があります。

      それは進んでいく中で徐々に変化していくものではあったとしても、土台として自分の中に持っておかないとブレブレになってしまいます。

      なぜこんなにしつこく言うかといえば、とにもかくにもこれがないと、あなた自身の人生をスタートできないからなんですね。

      「他人の顔色をうかがって、波風立てないように生きてきて、気づいたら50歳になってました。やりたいことはもうわからないです」とか、そういうのはまずいわけです。

      特に自分のお子さんには絶対そんな人生を歩んでほしくないと思っているはずです。

      だからまずはビジョンという大きなものでなくても、最初の佐恵美さんのきっかけになったもののように、こういうことがやりたい、少なくとも今は!これがやりたい!というものでいいので、それに対して自信と勇気をもって歩み始めてほしいんですね。

      で、今回のさえみさんの話を聞いてそれで人生は動き出すということが、すごく分かったというか、とてもよかったと思います。

      で、そういうビジョンとか、最初に自分がやりたいことを見つける方法っていうのは、せっかく世の中にすでにたくさんあるわけなので、自分に合うやつを使ってまずは創ってほしいんですね。そういうものを。

      例えば第3話で話したのは、自分が子供のころから人にやれと言われなくても好きでやっていることとか、続けていること。その中にあなたの才能が見つかるかもしれないっていう話をしました。

      こういう方法論ていくらでもあって。

      葬式で何と言われたい?

      有名な7つの習慣だったかな、そこに書いてあるのは、自分が死んで葬式が開催されたときに、参列者からあなたはどういう人だったと賛辞を贈られたいか、考えてみるというのがあるんですね。

      自分が死んだときに家族、友人、仲間たちに何と言われたいか。

      例えば、あなたに出会って本当に良かった、人生がよくなったっていう風に言われたいのか。

      それとも「あの人は世界を変えたよね」っていう風に言われたいのかとか、他にも様々あると思うんですね。

      どういう人だったと言われたいのかという中に、あなたが本当に達成したいことが隠されている、かもしれないということです。

      他の方法だと、似ているんですけど逆に死の間際に私の人生はこうだった、これを達成したと思えば、死の瞬間に満足できることは何かなっていう風に考えるというのもある。

      例えば死の間際に、「私は自分に正直に生きられた」って思いたいのか、それとも「できることはすべてやった」と感じたいか、これも様々あると思う。

      こういう問いかけをしてみると、自分の中の価値観の優先順位が見えてくる。

      そこから今に戻ってきてじゃあ何をしたいのかという第一歩から考えてみるっていうのが、1つ方法としてあります。

      他にも有名なものだとブレインダンプというのがあって、簡単に言えば、テーマを決めてとにかく思いつくままに書きまくるというものなんですけど。

      それこそ私がやりたいは何なのかっていう風にテーマを決めて、例えば最低100個書いてみるんですね。

      そうすると、最初はなんか上っ面のやりたいことが出てくるけど、どんどん書いていって、「もう出ない」となって、「でも100個書かないと」となってきたあたりから、徐々に本当にやりたいことが出てくる場合があると思うんですね。

      こういういろんな方法論があるので、そういうのを使ってまずはあなたの人生の方向性を最初に決めてほしいんですね。

      そうしてこそ、その上に乗せる知識とか経験とかが活かされてくるということです。

      あんまり僕ばかり話していてもあれなので、例えば川澄先生に振ってみたいんですけど、ビジョンとか生きかたとかやりたいことって聞いて、何か見つけ方とか、見つけ方じゃなくてもこれまでに心に残ってる言葉とか何かありますか?

      色々最近本読まれたりしてると思うんですけど。

      安定と進化のバランス

      川澄先生

      そうですね。私はやっぱり安定していた時期、勤務医をしていて、このままとりあえず安定して生きていけるだろうなって思っていた時期があったんですけど。

      やっぱりそういうときに「でもそれでいいのかな」っていう思いがあった時に

      現状維持は衰退である

      という言葉を聞いて、結構ショックを受けて、変わらなきゃいけない、何かしなきゃなって思いました。

      赤塚

      なるほど。なんか安定していて、でもソワソワするっていうのはさっきの佐恵美さんの話とも似てますよね。

      なんかそういう時期があるんでしょうね。

      現状維持は衰退であると。いいですよね。これだけ世の中が進化してると、現状維持っていうのは当然自分だけで見たらそうかもしれないんですけど、世の中が進化しているんだったら、世の中から相対的にみると衰退してるっていうか、退化してるって感じですよね。

      そう。例えば今はどういう言葉がピンと来たかというお話で聞いたんですけど、例えばそういう現状維持は衰退だっていう言葉が何となくピンと来たんだとすると、そっからいろいろ見えてくることがあるんですよね。

      例えば、そうだな、「あー私は成長とか進化を求めてるんだな」とか「成長したいんだな」とか。

      結構この成長したいっていうのは本質に近いというか、やりたいことの中でも結構深いところにあると思うんですけど。

      それが分かれば、何をやるにも「これで私はどう成長できるんだろう」っていう視点を持つことができて、「この知識とか経験をもっと成長につなげるにはどうすればいいんだろうか」っていう発想ができるようになりますよね。

      そう。で、ちょっと話それますけど、成長っていうのは、川澄先生のサブ機能である外的直観機能が求めることなのでその面でもすごくいいと思います。ぜひもっとサブ進化してください。

      そう、で話を戻すとこういう風にピンときたとか、心にぐっと来た言葉からも自分が求めていることが見えてくることがあるっていうことですね。

      さえみさんは逆に何かありますか?逆にっていうのも変ですけど。

      さっき「決断は決めて断つことだ」っていう言葉が出てきましたけど。

      OL時代とかハリウッド女優時代とか、あと最近でもいいんですけど、転機になった言葉とか、逆に具体的にやりたいことを見つけるためにこういうワークをしたとか。

      もしかするとブレスワークとかの内容に入っちゃうかもしれないんですけど、そういう何か言葉とかありましたか。

      恐怖=正しい道

      佐恵美さん

      そうですね。やりたいことっていうのは、私の場合は「うわー!面白そう!」って好奇心がそそられるのと同時に、「あー!いいなやってみたいな」っていうことに対しておののくような恐怖が混じるんですね。

      そういう感覚が生まれたときにほんとにやりたいことなのかなっていう感覚がありますね。

      やっぱりさっきも話したように未知の世界へ一歩踏み出す時っていうのはすごく不安があって、失敗したらどうしよう、自分にちゃんと能力あるのかなとかいろいろ風に思うんですけど。

      印象に残る言葉で、イーロンマスクが「失敗は成功の反対ではなくて、失敗は成功へ向かうプロセスの一部です、方法の一部です」っていう風におっしゃっていたのを読んで。

      トーマスエジソンもそうですけど、何度も何度も実験を重ねて失敗して、何万回って失敗してやっと電気がついたっていう例もありますし。

      やっぱり未知の世界で起こることは予測も、予想もできないことばかりですから。

      でも、そこにこそ無限の可能性と人生の醍醐味があるんだなーと信じて進んでいきたいなーと思いました。

      あと、新しいことを始めたり開発したり、皆がやっていないことに挑戦しようとする時って、必ず周りから意見されたり中傷されたりしますよね。

      でも、世の中で影響力を持つ成功者の誰もが、成功への過程で叩かれて中傷された経験があると思うんですね。

      で、やはりそういう前衛的な方たちっていうのは、安定にしがみついて変わりたくない、成長したくないという世の中の大半の人たちにとっての、変化を象徴する脅威的な存在になっているからだと思うんですね。

      なので、自分も新しいことを始めるにあたって、周りからの攻撃を受けるようになったら、反撃したり守りに入るのではなくて「あっ、これは自分がよくやっている証拠なんだ」っていうバロメータにして進んでいきたいと思います。励みにして。

      赤塚

      なるほどなるほど。そうですね。1個前のトーマスエジソンとかもよく言いますよね。有名なので「私は失敗したのではなくて、うまくいかない方法を見つけたんだ」ってエジソンは言ってたとか。

      失敗というよりは成功に向かっているプロセスなんだっていう風にとらえていると。

      で、そうですね。やっぱり新しいところに行こうとすると、その人だけどっかに行っちゃうんじゃないかっていうことで。

      よく言われるのが、親しい人ほど反対すると。近くにいる人ほど心配だから引き留めようとするということも言われるし。

      逆に遠くの人からすると、成功者に対して批判とか非難があるっていうのはよく言われることですけど。

      そういうのを、いちいち反対とかしてるんじゃなくって「あ、自分はちゃんとこれまでにないことをやろうとしてるんだ」っていうバロメータとして見るっていうことですよね。

      それはすごくいいなと思いました。

      はい。

      あなた自身への忠誠心

      そう。今回はビジョンとかやりたいことというテーマで佐恵美さんをお呼びしてここまでお話してきたんですけど。

      ここでもう一回、最初の図に戻ります。

      で、今日話したのがこの図の中の一番下ですよね。ビジョンとかやりたいことですね。

      で、この土台があったうえで、今後、どうやって僕たちの能力、この図でいうabilityのところですよね、を伸ばしていって、その上に今度はベースの知識を乗せて、そこにさらに最終的にスキルだとか、さらにその上にはテクニックみたいなものもあると思うんですが、テクニックとかを自在に使いこなせるかっていう話をしていきたいと思うんですが。

      まずは一番下の土台、ビジョンとかやりたいことが重要だということですね。

      これがないとブレブレになるし、佐恵美さんも途中でそういう罠にハマってしまった時期があったということなんですけど。

      人生が進まなくなってしまうことがあるということですね。

      この上に、まず確固たる能力ですね。

      能力を乗せることで、あなたは人から見て、この人は本物だとか、信頼できるとか、ほんとに実力がある人だなとか、一緒にいると安心するなとか、センスがあるなとか、そういう風に見てもらえる本当のリーダー、実力者、カリスマになっていくための準備が整います。

      そこに心理学とか哲学みたいなベースとなる知識、ちなみにこの心理学、サイコロジーって後から見たら綴り間違ってるんですけどね、そこに心理学とか哲学みたいなベースとなる知識を乗せていって。

      そうすると、その上に乗ってくるスキルとか、さらにテクニックっていうのは自在に使いこなせるようになるし、効果が何倍にもなっていくということですよね。

      ちょっと今ふんわりとした話をしたので、この図をもう少しわかりやすい例えで例えてみたいんですけど。

      そうですね。男女関係でちょっと考えてみたいんですけど。

      息子をモテモテにしよう

      これを聞いてる方、もしかしたら女性かもしれないので、もし女性であれば息子をモテモテの男にしたいと仮に思ったとしましょう。

      一番上のスキルとかテクニックはそれこそ小手先のやつですよね。男性はこれまでに様々なテクニックを歴史上編み出してきたんですけど。

      お二人もたぶん使われたことあると思うんですけどね。

      例えばデートに誘うとして、「今日食事に行こうよ、今日の夜開いてる?」という風に言うと、イエス、ノーで答えられてしまうと。

      だからそうじゃなくて、「食事行こうよ、イタリアンとフレンチどっちがいい」みたいに行く前提で聞くとか、聞いたことありますかね。こういうテクニック。

      ダブルバインドとかいうんだったかな、こういうの。

      あとはイエスセットとかいってですね、「今日天気いいね」っていう、そういう必ず相手がうんとかそうだねって肯定するような問いかけを繰り返していって、最後にお目当てのデートに誘うとかのお願いをいれると流れで肯定されやすいとかですね。

      ほかには、似ているので、小さいお願いを積み重ねていって、絶対聞いてくれるような「ペン貸して」とかですよね、そういう小さいお願いを積み重ねていくと、どんどん人は一回お願いを聞く自分を作ってしまったらそれを崩したくないっていう一貫性が働くからそれを利用して最後に本当のお願いをぶち込むとか。

      あとはその逆もあるんですよ。絶対断られるような大きなお願いをして、罪悪感を相手に与えておいて、そのあと本当の小さなお願いを通すとかね。

      あとはそうだな・・・。毎日連絡していたのにある日突然連絡をやめることで、気になる存在になりましょうとかね。

      いくらでもあるんですよ。ほんと話し出すと止まらないくらいテクニックっていうのはあるんですけど。

      で、ただですよ、正直そういうテクニックだけで女性にもてようっていうのは、女性のお二人にいうのもあれなんですけど、到底無理なんですよ。

      例えば佐恵美さん、過去の男の中で全く興味のない男、眼中にもない男から毎日連絡が来てたとして、それがある日途絶えたとするじゃないですか。

      どう思いますか?興味わきますかね?それで。

      佐恵美さん

      やっぱりそうですね。「あれ、どうしたんだろう」って思いますよね。なんか悪いこと言っちゃったかしら、なんか言って傷つけたのかなっていう、悪いことしたかなっていう罪悪感のようなものが生まれますね。確かに。

      赤塚

      うん。ただあれですよね。ほんとに、全く興味なかったとすると、まあでもまあいいやっていう感じですよね。それで終わりっていう。

      実はヘタすると、今、全く興味ない男から毎日連絡が来てたとして、ある日途絶えたら興味わきますかねっていう話だったんですけど。

      ほんとに興味なかったりすると、なんていうのかな、途絶えたことに気づかなかったりするんですよねそもそも。

      佐恵美さん

      かもしれない笑

      赤塚

      そう笑。「あ、そういえばきてないや」みたいな。なんか悪いこと言ったかなっていうのはある程度興味ある人なんですよ。

      男として興味あるかは置いておいて、仕事仲間だとか、そういう感じなんですね。

      ほんとに興味ない人だったらたぶん来てないことに気づかないんですよ。

      後から言われて「あっ、そういえばなかったねー」みたいなそういう感じなんですよね。

      だから、ここで言いたいことは、どんなにテクニックを使っても、そもそも男として魅力がなかったらそういうテクニックって全部無意味なんですね。

      イエスセット法とかいったところで、絶対ノーというじゃないですか。行きたくなかったらそいつと。

      だからどうしようということで、まあ、男はまた考えたわけです。

      で、次に出てきたのが、ベースの知識ですよね。このスキルの下にある、テクニックの下にあるベースの知識。

      じゃあ女性はどういう男に魅力を感じるのかとか、そもそもさっき言ったテクニックがどうして有効なのかね。

      心理学とかが必要になるわけですよ。

      人が笑う理由

      例えばこれも話し出すと長くなるんですけど、よく言われることで例えば大統領みたいな男の人がいたとしますよね。

      そうすると、あまりに男のステータスが高すぎるんで、女性はこの人魅力的だなーとは思うんですけど、この人は別世界の人だなーと同時に思ってしまって、逆に眼中から外れてしまうと。

      だから、コミュニケーションの中に笑いを入れることでバランスを取る必要があって。

      だけど自虐的な笑いをしてしまうとステータスが下がりすぎてしまうから、それ以外の方法で笑いを創り出す必要があって。

      はい、笑いが発生してしまったんですけどね笑

      そう、じゃあ人はどういうときに笑うのかっていう風に考えていって、それには2種類あってとか、そういう話につながるわけですね。

      そういう根本的な知識がここでいうベース知識ですよね。心理学とか哲学とか。

      そう。ただここでもう一歩考えると、そもそも本当に魅力的な男だったらそんな知識もテクニックもいらないわけですよね。

      むしろ女性側から誘いますよっていう話じゃないですか。

      本当に魅力的な男、ビジョンをもってて、高い能力をもっててそれに向かっている人ですよね。

      それがこの土台のビジョンとabilityの部分です。

      ここが強いと知識とかテクニックとか必要ないわけですよ。

      むしろ女性側から誘いますという話になりますよね。

      それがその人自身の能力。

      これがあれば、知識とかテクニックをすっ飛ばして存在だけでもてるようになるということですよね。

      で、ちょっと話が今それたんですけど、完全に。

      女性にもてるっていうのはそれだけで数日間話すことがあるので、これくらいにしておくんですけど。

      こういう風に土台の方こそ重要なんですね。何を言いたいかっていうと。

      テクニック=チャラ男

      上の方のテクニックっていうのはしょせん小手先のものなんですけど、下の方のビジョンとか能力みたいな土台があれば、上に乗せる知識とかテクニックは最小限で済むということです。

      そして、その一番下にあるのが、それは能力とかではなくってビジョンとか、やりたいことなわけです。

      これがないとブレるんですよね。

      一生懸命頑張って、ようやく目標を達成した、目的地にたどり着いたと思ったら、実は全く嬉しくない、自分はまったく望んでいなかった場所に到着したというのは、笑えないといか。

      例えばさっきの佐恵美さんの話にもありましたけど、すごい能力とかを身に着けて、頑張ったんだけど、結局オーディションで人に勝つことが目的になってしまっていて、目標を達成したと思ったんだけど、実は自分はそれを望んでなかったっていうことが、一時期そういうことがあったっていうことですよね。

      この一番下のビジョンとかやりたいことっていうのがしっかりしていないと、その上に何を乗せても、自分が望んでいない場所に行っちゃうということです。

      興味ゼロの男の小細工

      だから最近、なんとか集客テクニックとかいろいろすごい流行ってるんですけど、ちょっと考えてみて欲しいのが、あなたが女性だとして、全く魅力的じゃない男性がですよ、さっき言ったみたいなテクニックを駆使して無理に自分の価値を上げようとか、気に入られようとしてきたらどう感じるかってことなんです。

      なんとか集客テクニック!とか高単価なんとか!とか言ってるのはそういうことなんです。

      それで3年後気づいたときに本当に自分が望む場所に向かえているんだったらいいんですけど、疑問を感じるんだったら、まずそういうテクニックは置いといて、何をやりたいのか最初に考えてみるといいということです。

      そう。で、そのためには、まずは今やりたいことからでいいから、一度考えてみると。

      そうして考えてから次の一歩をまずは踏み出してみると、さっきの佐恵美さんの話のように、次第に目の前に次々とやりたいこと、そのための扉が見えてくるということなんですよね。

      そう。言ってみれば今日の話はこれだけです。一言で終わるんですよね。

      あなたの人生をはじめる

      「まずはやりたいことを考えて一歩踏み出してみよう」という一言で終わる話なんですけど、なんで1時間もかかるんだという話なんですが、まあこれもキャラということですね。

      今回、川澄先生、佐恵美さんにお話いただいて、様々な視点・観点の話が出てきたと思うんで、1つ、2つでも気づきを得られたとか、ヒントが見つかったという風に思ってもらえたら、今回話してよかったなーという風に思います。

      なので、ぜひ今回の感想とか質問を私と川澄先生、佐恵美さんあてにぜひお送りください。

      それでは特別編の、佐恵美さん、川澄先生との対談を終わりたいと思います。ありがとうございました。

      ★重要★

      感じたこと、学んだこと、こうしてみようと思ったことや、「こういうことが聞きたい」といった質問など、メッセージを佐恵美さん、川澄先生、赤塚に送ってください。待ってます。

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